2022年10月

それは本当に突然の展開で

私は海辺のシェアハウスにお世話になり

これまでほとんど会ったことのなかった人たち・

ほんの数か月前にで出会った人たちと

暮らすことになりました。

 

本当に目まぐるしい突然の展開でした。

 

この生活で1つ目に起きた変化を今日は書いてみます!

初めてこのお家で迎えた朝、食卓には焼き魚が用意されていました。

 

1口、口に入れるとみぞおちからハートチャクラのあたりが熱くなったのが分かりました。

『これ何のお魚ですか?』

と聞くと、

『これはアジだよ。』

それを聞いた瞬間に号泣してしまいました。

 

アジ。

 

私の幸せな食卓の思い出。

大好きなおじいちゃんの海辺の家で、いつも料理上手なおばあちゃんが

焼いて出してくれていたアジの開き。

『ゆきちゃんは本当にキレイにアジを食べるねぇ』

といつも褒めてくれた祖父母の言葉。

胸が熱くなるような思い出がマグマのように込み上げてきて

あっという間に号泣していました。

 

実はこの日まで、何年間も私はごはんを食べることが苦痛でした。

何を食べても味気なく。

一度ご飯を食べると、12時間経っても消化せず、お腹がなかなか減らない。

でも全く食べないのはもちろん苦しいから、生きながらえるためにお腹に詰め込む。

友達と1日以上過ごす日は、3度食事をとらなければいけないというプレッシャーを感じる。

 

そんな日々をずっと過ごしていた私ですが、

このアジの出来事が起きた瞬間から!

ちゃんとお腹が空くようになったのです!

滞在初日から1日3食美味しく幸せに食べられる。

瞬時にスイッチが切り替わったかのように生活が変わりました。

 

私は私が大切な人と時間を共有しながら、

大切な人が愛をこめて作ったお料理を食べることが

心から大好きだったことを体感で思い出したのです。

(頭で理解したのはもっと後の事でした)

 

自分が気づかないふりをしている大好きな事には

自分自身の大きなギフトが隠されていることが多いようです。

この「食を人と楽しむ」という事が、

私にとっての大切なキーワードであることは

ここから徐々に深く知っていくのでした。

 

ここで出てきたアジは、

ここの家主さんが直観で

『ゆきちゃんが来るならアジだ!』

と用意していてくださったものでした。

この素敵な家主さんの真実を見る感性で

私のシェアハウスライフは変化に富んだ

素晴らしいものとなるのでした♪

 

 

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